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釧路市のオオセグロカモメその2

  • 矢萩
  • 2016年7月10日
  • 読了時間: 1分

釧路市で営巣するオオセグロカモメは,ほとんどが防波堤や建物の屋根といった人工物で営巣していることをご紹介しました.

しかし,極わずかな数ですが,崖や岩などの自然環境で営巣しているものもいます.

今回紹介する営巣地は漁港に隣接した孤立岩で,ここでは約20つがいのオオセグロカモメが営巣しています.

近年の道東では,自然環境で営巣するオオセグロカモメが激減しており,このような風景が珍しいものとなりつつあります.

この営巣地でも2014年から営巣数をカウントしていますが,毎年少しずつ数が増えてきています.

その理由としては,営巣地が漁港と隣接していることで人間の水産活動からエサ資源を獲得できていることや,天敵であるオジロワシが人を警戒して接近しづらいことなどが考えられます.

こちらでは,給餌を受けるヒナの姿も観察できました.

果たしてどれだけのヒナがエサを十分に与えられ,オジロワシやカラスに襲われずに巣立つことができるのでしょう?

 
 
 

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